2024年03月15日
横浜市中区「横浜中華街の中華カレー」その3
今回の旅、4日目。ホテルの予約サイトには、バイキング朝食に中華料理がいくつかあるようなことが書かれており、ちょっと楽しみにしていました。……が、この日は「青椒肉絲」のみ。前日は「鶏天南蛮」のみで、前々日は「唐揚げの黒酢あんかけ」のみでした。掲載されていた、小籠包や焼売や春巻も食べてみたかったんですけどね。
午前中は雨という予報だったので、10時ぎりぎりにチェックアウト。ホテルの向かいにある神奈川県立歴史博物館を見学してきました。明治37年に横浜正金銀行本店として建てられたもので、国の重要文化財となっております。(画像は前々日の夕暮れ時に撮影したものです)
博物館の入口は旧銀行の裏手となります。常設展示室は2・3階にあり、古代・中世・近世・近代・現代/民俗の5つのテーマに分けて展示されているのですが、思ったよりも広いんですね。じっくり見学すると半日くらい掛かってしまいそうです。
神奈川県唯一の国宝建造物である、円覚寺 舎利殿の内部を実寸で復元(画像上)したものもあります。本物だったら一般人は中へは入れませんが、ここなら中に入って撮影もOK。ただ博物館内は、撮影禁止となっている展示物も多数ありますけどね。
結局、雨が止むまで2時間半ほど見学。そのあと再び横浜中華街に行きました。
またカレーかと思われるかもしれませんが、またカレーです。中華鍋を使い高火力でササッと仕上げる、中華スープをベースとした「中華カレー」です。横浜中華街だけに見られるもの……というわけではありませんが、1度食べ比べてみたかったんですね。某テレビ番組の情報によると、横浜中華街でカレーを供する店は約20軒あるそうです。
今回は中華街大通りにある「重慶茶樓」に行ってみました。店内を見渡すと8割方は女性客ですね。四川料理の名店「重慶飯店」の飲茶専門店だけあって、点心と麻婆豆腐などのセットを頼んでいる方が多いようです。
カレーは1日30食限定。売り切れだったら「点心ランチ」(1,650円)にするつもりでしたが、店のお姉さんに訊いてみたところ「大丈夫ですよ〜」というお返事。和え麺にも惹かれつつ、「牛バラ肉のカレーNo.142」(1,300円)を頼みました。
ちなみにNo.142というのは、平成30年に閉店した「重慶飯店別館」の番地だそうです。詳しくはこちらをご覧ください。(画像をクリックすると拡大します)
「牛バラ肉のカレーNo.142」はザーサイ付き。カレーとライスが別々になってますけど、カレーにライスを入れるべきか、ライスにカレーを掛けるべきか、それとも交互に食べるべきか……ちょっと悩みますね。
カレーの具は牛肉・玉ネギ・ニンジンで、ナス・シシトウ・カボチャの素揚げがトッピング。高火力でササッと仕上げるタイプとは違い、じっくりと煮込まれているようです。口の中でホロッと崩れる大きな牛肉と、トロットロの玉ネギ&ニンジンがたまりません。「中華カレー」でありながら、シチューのような……ちょっと洋食っぽい感じでもあるんですね。今までいただいてきた「中華カレー」の中では1番のお気に入り。私にはやや甘めの味付けなのですが、四川らしい刺激のある辛味もあってとても美味しくいただけます。
最初はちまちまライスにカレーを掛けてたのですが、やはり途中で面倒くさくなってくるんですね。結局はカレーの方に、全てのライスをドサッと入れることとなるのでした。地域限定クーポンを使ったので支払いは無し。ごちそうさまでした。しかし……徒歩圏に3泊もしたのに、中華街で食べたのはカレー3食だけとは……。1度くらいはちゃんとした中華料理でも良かったな……と、ちょっと後悔しました。
今回の旅の話はこれでお仕舞いです。残ったクーポンで肉まん・チャーシューパイ・香港式エッグタルトなどを購入し、帰路に就きました。旅といっても家まで数十分なんですけどね。近場のホテルに泊まるというのも、意外と楽しいもんなんです。
2024年03月13日
横浜市中区「康師傅 紅焼牛肉面」他
今回の旅、3日目。この日は昼頃からずっと雨という予報だったので、1日中ホテルで過ごすことにしました。朝食はホテルのバイキングで、昼食と夕食は前日に買っておいた簡単なもので済ませます。
1階のレストランで朝食を摂ったあと、一旦部屋に戻ってから11階のラジウム温泉大浴場へ。たまにはこうやって外出することなく、ホテル内でのんびりと過ごすのもイイもんですね。9時過ぎということもあって貸し切り状態でした。……極楽、極楽。
このホテルはWOWOWの視聴が全室無料となっているので、映画を何本か観るつもりです。ホテルを予約する時点で雨が降るかもしれないというのは分かっていたので、前もってWOWOWプライム・シネマ・ライブの各番組表をチェックしておいたんです。
1本目を観終わったところで、前日に「業務スーパー 横浜中華街店」で買っておいたカップ麺「康師傅 紅焼牛肉面」(200円/税別)をいただきました。康師傅(カンシーフー)は台湾や中国ではとても有名な食品メーカーで、中でも紅焼牛肉面はインスタントラーメンの定番といえるものだそうです。
カップの中には油揚げ麺の他に、粉末スープ・牛肉入りの調味油・かやくと、折りたたみ式のフォークが入っています。作り方は……えぇっと、どこにも書いてないんですね。麺の上に粉末スープとかやくを開けて熱湯を注ぎ、3分ほど経ったら調味油を入れて軽くかき混ぜたら出来上がり……ではないかと思います。
具は牛肉・玉子・キャベツ・ニンジン・ネギ。醤油ベースのスープは程良くニンニクが利いていて、ピリ辛の少し上をゆく辛味があります。思ったよりクセはありませんが、やはり日本のものとはまた違った味わいなんですね。
麺はカップ麺にしてはコシがあってモチモチとしたイイ食感。油揚げ麺ならではの風味がありますが、これはこれで悪くありません。それなりに美味しくいただくことができました。
パッケージの写真とはえらい違いですけどね。w
[参考]康師傅 面カップ6点セット
これだけだと食事としては物足りないだろうと思ったので、持参しておいたパックご飯を残ったスープの中に投入。あれっ、ちょっと味が薄いかな……。ご飯を入れるのなら、もう少しお湯を少なめにした方が良かったかもしれませんね。
「業務スーパー 横浜中華街店」では他に、「泰山 八寶粥」(150円/税別)と「土豆麺筋」(240円/税別)なるものを購入しました。
[参考]泰山 八寶粥 375ml
こちらは中華街大通りにある「栄興號」というお店で購入した、「陳年5年 紹興花彫酒」(640ml 550円)とお気に入りの白酒「紅星 二鍋頭」(500ml 880円)です。
[参考]紅星 二鍋頭 500ml 56度
紹興酒を炭酸レモンで割った簡易版「ドラゴンハイボール」と、白酒のロックを飲みながら3本目の映画を観たのですが、やっぱりといいますか……途中で寝てしまいました。酒を飲みながら、ややこしい内容の映画を観るもんじゃありませんね。