2008年11月04日
藤枝「染飯」
静岡を出て、藤枝で下車。藤枝は東海道五十三次22番目の宿場町だったところです。
藤枝駅を西に1.5kmほど歩いた旧東海道沿いに、かつて「染飯(そめいい)茶屋」という店がありました。江戸時代に藤枝名物として知られた「瀬戸の染飯」を売っていたお店だそうです。また、「染飯」はお祝いの日に食された郷土料理でもあったそうです。
その「染飯」を当時の製法で再現したというお店が、藤枝駅近くにある「喜久屋」というお弁当屋さんです。「染飯」のおにぎり2個入り(¥240)を購入し、近くの公園で頂いてみました。
「染飯」は簡単に言うと、クチナシの実を使い黄色く炊き上げた、おこわのおにぎりです。疲労回復にも良いそうです。
モチモチのおにぎりは軽く塩で味付けされております。中に具は入っていませんが、素朴な感じでなかなかイケます。添えられたきゃらぶきが唯一のオカズというのは、ちょっと悲しいですね。オカズも買っておけば良かったと後悔しました。
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