「全国イイ味ハマル味」

弘前からは弘南鉄道弘南線に乗り換えました。終点は黒石ですが、お目当ては「黒石やきそば」でも「黒石つゆやきそば」でもありません。



黒石の4つ手前にある無人駅、津軽尾上で降りました。黒石市のお隣り、ここ平川市（旧尾上町）には「尾上焼きそば」なるものがあるそうです。しかし絶滅の危機にあるようで、現在供するお店は2軒のみ（多分）となっております。



その内の1軒、駅に近い方にある「大十食堂」に入ってみました。詳しく分かっておりませんが、「尾上焼きそば」の特徴はモチモチの太麺・フライパンで焼く・基本の具材は豚肉と玉ねぎ、などがあるようです。



「焼きそば」はかなりの人気のようで、ほとんどのお客さんは焼きそば単品、または焼きそば&炒飯などのセットものを注文しておりました。



具は豚肉とシャキシャキ感が程良く残った玉ねぎのみ。麺は焼きそばらしからぬ手打ち感全開の太縮れ麺で、しっかりとしたコシのあるスバラシイものです。ボリュームもありますね。ソースは酸味が強くややスパイシーで、豚肉と玉ねぎの甘味がよく合います。ソースの風味が強いのと、味が結構濃いめなので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、ハマる旨さがあるんですね。個人的には「黒石つゆやきそば」よりもインパクト大でした。



このあと1kmほど歩いて、スタジオ ジブリ作「借りぐらしのアリエッティ」のイメージの参考にされたという「盛美園」に行ってきました。例年の来園者は1日150人ほどだそうですが、今年の8月14、15日は共に1,000人を越えたとのことです。