2017年03月10日

高知市「どろめ(その2)&カツオのちちこ」

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「ひろめ市場」にやってきました。郷土料理も頂くことができるので観光客にも人気がありますが、お客さんの多くは地元の方々……といった様子です。まぁ周辺の居酒屋よりも、こっちの方が全然安上がりですしね。

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市場内に多数あるお店で酒やつまみなどを購入し、共用のテーブル席で頂くことができるのですが……座れそうにもありません。

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なので、コチラの「土佐黒潮物産」というお店で購入したものは、ホテルの部屋で頂くことに。380円+280円=660円でしたが600円に負けてくれました。おばちゃん、アリガト。

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まずは「どろめ」というイワシの稚魚から。いわゆる生シラスのことを高知ではこう呼ぶんですね。醤油ではなく、カツオのたたき用のタレ(ユズ果汁入りのポン酢)が付いていました。

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この何ともいえない、ほんのりとした甘味と苦味がたまらないんですよね。お酒(焼酎だけど)もグイグイ進んじゃいます。画像では伝わらないかもしれませんが、1人ではちょっと多いかな……と思えるほどの量がありました。

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もう1つは「カツオのちちこの煮付け」。醤油やみりんなどで味付けされていますが、それほど濃い味ではありません。「ちちこ」というのは心臓のことで、これまでに静岡県・焼津のものと鹿児島県・枕崎のものを紹介してきました。焼津では「カツオのヘソ」、枕崎では「カツオのちんこ」、高知では「カツオのちちこ」と呼ぶんです。面白いもんですね。

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少し色が明るい部分はゴムを思わせるようなクニュクニュとした歯応えがあり、色が濃い部分はレバーとハツの中間といった感じの歯応えがあります。味もレバーとハツの中間といった感じなのですが、クセはそれほど無いんですね。言わなければ、魚の部位だとは思わないかもしれません。内蔵系がダメな方はダメだと思いますが、酒のアテにピッタリといった旨さがあります。

[参考]鰹のちちこ【土佐高知の珍味】


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e_aji at 08:30│Comments(2) 居酒屋・酒のアテ系 | 高知県

この記事へのコメント

1. Posted by ハル坊@東京   2017年03月11日 15:06
ここは私も行ったことがあります。ひろめという割には人が多くて結構狭いんですよね😅。どろめとちちこ、少しお酒が入ったら静岡にいる気分ですね(笑)。
2. Posted by A-chang   2017年03月12日 11:37
ハル坊様
ここはやっぱり外せませんよね。
結局、3回もお世話になりました。
あっ、確かに静岡……。w

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