2021年01月27日

横浜市中区「中華粥」その1

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今回の旅、2日目。横浜中華街に宿泊したので、朝食はこの界隈で摂ろうと思います。横浜中華街でいただくことのできる朝食といえば、やっぱり「中華粥」ですかね。

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有名なのは、昭和7年創業の「安記」と昭和26年創業の「謝甜記」。入ったことはありませんが、「馬さんの店 龍仙 本館」というお店も人気のようです。

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ただ「安記」も「謝甜記 本店」も、平日は10時からなんですよね。なので今回は、8時30分に開店する「謝甜記 貮号店」へ行ってみることにしました。本店のご主人の奥様が営むお店だそうです。コロナ禍で、且つ平日の8時45分だというのに、約50ある客席の7割方は埋まっています。さ……さすが人気店。

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お粥は国産の生米・乾燥カキ・乾燥貝柱・鶏一羽丸のまま、4時間じっくりと煮込んでいるそうです。塩は本店とは違い、フランスのものを使っているんですね。

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豚レバー・豚モツ・豚肉の入った「五目肉粥」か、魚介の入った「三鮮粥」かちょっと悩みましたが、「三鮮粥」(普通サイズ 870円)の方を頼むことにしました。

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先にやってきたのは、レンゲの載ったネギ醤油・ザーサイ・ホカホカのシュウマイ・佃煮風のカキ(佃煮ほど濃くはない)。いずれもオマケ的でないレベルのもので、コレだけで充分お酒が呑めてしまいますね。カキは8個もあるので、もしかしたらダシに使われたものでしょうか。それにしては、カキの風味がしっかりと残っているんですよね。メインのお粥がまだ来ていないのに、もうこの時点で満足度はかなりのものです。

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「三鮮粥」の具は白身魚・ツブ貝・イカで、油条(揚げパン)・香菜(シャンツァイ)・ネギがトッピング。お粥は直径20cm強のドンブリにタップリと入っていますが、ほとんどは水分なので意外とペロッといけちゃいます。なので、個人的には中椀(ハーフサイズ)よりも普通サイズの方がオススメです。

[参考]油条 5本入り

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白身魚が柔らかいのはもちろん、イカも驚くほど柔らかいんですね。対してツブ貝はコリコリと、食感のコントラストが楽しめます。ツブ貝にしてはあの独特の風味が弱めなのですが、それが逆に優しい味わいのお粥に合っているような気がします。

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残り半分のところでネギ醤油とカキを入れ、味の変化も楽しみました。これが美味しくないワケがありませんね。お粥の水分をタップリと吸ってフニャフニャになった油条も、たまらない旨さがありました。う〜ん、満足。やっぱり中華街に泊まって良かったなぁ……。まぁ、泊まらなくても食べられますけどね。

e_aji at 08:00│Comments(4) 中華 | 神奈川県

この記事へのコメント

1. Posted by うどん男@広島   2021年01月27日 17:07
横浜中華街でおかゆと言えば「謝甜記」や「安記」などが有名ですが、かつて関帝廟通りにあった「萬福」という店が好きでした。
2. Posted by A-chang   2021年01月28日 00:27
うどん男@広島様

20年振りくらいに中華街でお粥をいただきましたが、
何故か昔よりも美味しく感じました。

萬福というお店は知りませんでしたね〜。
3. Posted by はるです☆   2021年01月28日 09:30
お粥、美味しそうでよだれが出ます
4. Posted by A-chang   2021年01月28日 23:54
はる様

ホ〜ントに美味しいんですよ。
機会があったら是非どうぞ。

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