2021年06月11日

諫早「楽焼うなぎ」

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クルマを26kmほど走らせ、長崎市から諫早市へ移動。まずは眼鏡橋を見学してきました。大洪水により何度も橋を流されてきた、本明川に架けられた2連アーチ型の石橋です。天保10年(1839年)に完成して以来、流失することは1度もなかったそうです。

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昭和33年に国の重要文化財に指定された最初の石橋で、昭和35年に諫早公園内に移設されました。

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そこから1kmほどのところにある、諫早神社を参拝してきました。境内には御神木の巨大なクス群や、日本一だという高さ115cmのアマビエ様が鎮座しております。目の前に流れている川は、先ほどの眼鏡橋が架かっていた本明川です。かつて良質な天然ウナギがよく獲れた諫早地方には、江戸時代からウナギを供する店があったそうで、現在もウナギ料理専門店が何軒か見られます。

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今回お目当ての「楽焼うなぎ」は、文久3年(1863年)創業の「福田屋」というお店が元祖となるそうです。……が、昭和43年(1968年)創業の「魚荘」というお店に入りました。コチラはGoToトラベルの地域共通クーポンが使えるんですね。(昨年11月の話です)店内は結構広いのですが、平日の14時にも拘わらず半分近くの席が埋まっていました。ほとんどは年配者です。

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ウナギが3切れ載った「うな膳」でも良かったのですが、この日は地域共通クーポンの有効期限日だったので、全て使い切るために「うな膳の梅」(税込み3,520円)を頼みました。しかし……ウナギをお店でいただくなんてのは2年振りですかね。といっても2年前に入った店は、ウナギ屋ではなく牛丼の松屋でしたけどね。w

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「楽焼うなぎ」は、このようなちょっと変わった陶器に入っております。戦後しばらくして、ウナギ屋の店主が京都で見つけた楽焼を持ち帰り、蒲焼き用の器として使ったのが始まりなのだとか。この器は中が空洞になっていて、そこに水を入れて蒸すことができるんですね。そのため、ふっくらとした柔らかい蒲焼きに仕上がるだけでなく、冷めにくく香ばしさが損なわれにくいという利点もあるそうです。

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陶器の左下には水を入れる穴が、右上には空気穴があるのがお分りいただけるかと思います。「うな膳の梅」は、5切れ載った楽焼うなぎ・ウナギのタレ・ご飯・味噌汁・漬物・オレンジといった内容。甘めの味噌汁には、お麩とワカメの他に……なんとウナギの肝も入っているんですね。肝吸いじゃないのかとガッカリしていただけに、これは嬉しい……というか面白いですね。あとで調べてみたところ、諫早には肝入り味噌汁を供する店が他にもありました。

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1度白焼きにしたあとに蒸すそうで、確かに柔らかくてフンワリとした仕上り。脂が程良く落ちていて、いくらでもいけちゃいそうな旨さがあります。宮崎産の天然ハチミツを使っているというタレは、私にはちょっと甘いのですが、実に深味のある味わいでご飯がパクパク進んでしまうんですね。ご飯と味噌汁はお代わりができるとのことなので、ご飯を1杯だけ頼むことにしました。

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後半は粉山椒を振り掛け、ちょっぴり刺激の加わった「楽焼うなぎ」を楽しみました。楽焼の保温効果は偽りなく、蒲焼きは最後までホカホカです。

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食後は小振りの器に入った、白玉入りのお汁粉をいただきました。地域共通クーポンを3,000円分使ったので、支払いはたったの520円。ホント、GoToトラベルさまさまですね。


e_aji at 08:00│Comments(0) 和食 | 長崎県

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