富山県

2017年10月02日

南砺「コシアブラの昆布〆」

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南砺市にある、道の駅 福光にやってきました。前に「笹寿司」を頂いたところです。

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今回のお目当ては「山菜の昆布〆」です。7年ほど前に画像の「さすの昆布〆」を紹介したとき、山菜も昆布〆にする……といったようなコメントを地元の方から頂いたんです。

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「コシアブラの昆布〆」(400円)を購入してみました。製造元は南砺市にある、石田組農産加工部となっております。冷凍されているので、手のひらで温めてから開封しました。5分もあれば解凍できます。しかし……何やってんですかね。

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こんな感じで昆布〆されています。昆布を剥がすときに少し糸を引きますが、これは昆布から出る粘りで、別に腐っているワケではありません。(腐ってると勘違いする人がいるそうなので、念のため書いておきました)

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シャキシャキザクザクとイイ食感。「さすの昆布〆」と同様、昆布の旨味がしっかりとありますが、コシアブラ独特の風味も苦味も決してそれに負けていないんですね。塩気も充分にあって、コレって絶対日本酒だよな的な旨さがあります。かなり大人な味わいで好き嫌いがハッキリ分かれそうですが、ちょっと感動してしまいました。ハマる人はハマると思います。

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この道の駅では他に、「ワラビの昆布〆」も売られていました。立山町にある「立山サンダーバード」というコンビニでも、フキノトウ・コゴミ・ヨシナ(ウワバミソウ)などといった山菜の昆布〆を見掛けたので、意外とアチコチで売られているのかもしれませんね。

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このあとクルマを東へ10kmほど走らせ、ゆ〜ゆうランド・花椿(510円)でひとっ風呂浴びてきました。

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今度は南へ20kmほど走らせ、世界遺産に登録されている五箇山の合掌造り集落のひとつである相倉集落へ。前に「堅豆腐」を頂いたところです。ギリギリですが、真っ暗になる前に着いて良かった……。

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この日の宿はコチラ。道の駅たいらの駐車場をお借りしました。夜食は道の駅 メルヘンおやべで購入した、「昆布もち」で済ませました。

[参考]山菜の昆布〆(ワラビ、ススタケ、ゼンマイ)冷凍 220g


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2017年09月29日

小矢部「昆布もち」その2(塗しタイプ)

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道の駅 メルヘンおやべでの話の続きです。

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「おやべホワイトラーメン」を頂いたあと、特販コーナーの「元気おやべ」を覗いてみました。

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すると、レジの前に「昆布もち」が……。しかも、「当店人気1位!!」「連日完売御礼!」という文字が……。中には20個まとめて買っていくお客さんもいるほどの人気だそうです。これは買わないワケにはいきませんね。というワケで、この日の夜食分も含めて3個購入しました。

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前回は刻み昆布練り込みタイプでしたが……

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今回は刻み昆布塗しタイプの「昆布もち」です。他にも粉末昆布を練り込んだ緑色のものなど、様々な「昆布もち」が昆布大国・富山県には存在します。

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製造元は小矢部市にある、「はとや」という和菓子店です。直径は6〜7cm、厚さは2cmほど。柔らかくて粘りのある餅の周り全体に、3種の昆布がタップリと塗されております。当然のことながら、昆布の旨味がガツンとくるワケですね。刻み昆布練り込みタイプとはまた違った、パンチのある美味しさでした。見た目はちょっとアレですが、結構イケます。

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先ほどのお店には他に、練り込みタイプの「昆布もち」も並んでいました。「あんなし」と書かれているので、「あん入り」のものもあるのかもしれません。

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砺波市に向かう途中にステキな建物が見えたので、クルマを停めてパチリ。カーナビを確認してみると、大谷中学校の文字が……。後で調べてみたところ、小矢部市にはこういったメルヘンチックな建造物が35棟もあるのだそうです。そうか、それで道の駅 メルヘンおやべっていう名前なんですね。


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2017年09月28日

小矢部「おやべホワイトラーメン」

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射水市から小矢部市へ移動。道の駅 メルヘンおやべにやってきました。

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「メルヘン田舎」というセルフのレストランで食事を摂ります。石動駅前で30年間営業してきたお店だそうです。

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さて、新潟県がホワイト焼きそばレッド焼きそばブラック焼きそばといった、カラー焼きそば推しなのに対し……

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富山県は富山ブラックブラウンラーメングリーンラーメンといった、カラーラーメン推し。

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というワケで、今回は平成24年生まれの開発型まちおこし系「おやべホワイトラーメン」(830円)を頂きます。他に富山ブラックもつうどん氷見うどん白えびかき揚げ丼などもありましたが……生ソースかつ丼って何でしょうね。

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具は肉味噌・ゴマ・細切れのトロトロチャーシュー・味玉・メンマ・ネギ。チャーシューは小矢部のブランド豚である、メルヘンポークを使用しているそうです。

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やや太めのコシのある麺は、札幌ラーメンのようなムチムチッとしたイイ食感。スープは濃厚そうに見えるかもしれませんが、アッサリ目の豚骨スープでゴクゴクいけます。肉味噌を溶かし麺に絡めてズズッとすすると、旨味がグッと増して美味しく頂くことができました。


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2017年09月27日

射水「おらんだ焼」

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今から9年ほど前に、北海道根室市の「オランダせんべい」というものを紹介しました。定かではありませんが、長崎県平戸市の「オランダ煎餅」「おらんだ焼き」が伝わったもの……という説があります。また、富山と函館にも伝わった……という説もあるんですね。

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というワケで、「魚間菓子舖」という「おらんだ焼」の専門店に行ってみました。多分、富山県内で現在も販売しているのは、コチラのお店のみではないかと思います。まぁ……他にも販売していた店があったのかどうかすら、分からないんですけどね。

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店のお母さんの話によると、この地に店を構えて106年にもなるそうです。長崎のものも根室のものも無関係だそうで、「ウチのをマネしたんじゃない」と冗談なのか本気なのか分かりませんが、笑顔でそう答えていらっしゃいました。(笑)

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道の駅 カモンパーク新湊に移動し、早速頂いてみました。

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直径は165mm、厚さは12〜14mmといったところ。主に小麦粉・玉子・砂糖が使われております。

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見た目は根室の「オランダせんべい」にそっくりですね。とても無関係とは思えません。(笑)しかし、アチラが湿気ったせんべいのようなムニュムニュとした食感なのに対し、コチラは水分がほとんど無いのでは……と思えるほどサックサク……というか、ザクッザクッとした強い歯応えがあります。

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甘さは控えめで香ばしく焼き上がっており、美味しく頂くことができました。牛乳と一緒に……なんてのも良さそうです。

[参考]北海道オランダせんべい


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2017年09月26日

射水「かけ中」その2

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かつて「海の貴婦人」と称された初代 海王丸を観てきました。航海練習船として昭和5年に竣工した大型帆船で、平成元年に現役を退きました。まぁ……ケチって船内は見学しなかったんですけどね。

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すぐ近くにある、あいの風プロムナードも歩いてきました。新湊大橋の下層部が無料の歩行者&自転車用通路となっていて、そこまでエレベーターで上ることができるんです。

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対岸までの所要時間は約8分。しかし……どういうワケか、すぐ近くで無料の渡船も運行されているんですね。

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4kmほどクルマを走らせ、「ひさみなと食堂」というお店にやってきました。西新湊駅の近くにありながら、15台分もの駐車場が用意されているのは嬉しいですね。

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中華麺+うどんツユ(蕎麦ツユ)という「かけ中」を、再び頼んでみました。ちなみに、新潟県上越市で頂いた「かけ中か」は230円240円でした。先ほど頂いた富山県射水市の「かけ中」は350円だったので、600円というのは結構なお値段なんですね。「かけ中」系にしては……ですけど。

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具は赤巻・メンマ・天カス・ネギと、今までの中では最も豪華。(笑)ツユは和風ダシがしっかりと効いていて、とても美味しく頂けます。さすが最高級の「かけ中」といった感じ。先ほどのお店と同じく甘めの味付けだったので、店のお母さんに訊いてみたところ、やはりこの辺り(旧新湊市)では甘い味が好まれるとのこと。醤油自体も甘いのだそうです。

[参考]富山名産かまぼこ 梅かま 赤巻

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立ち食い系とは違い生麺から茹でているので、ザクザクとした強いコシも楽しめました。う〜ん、来て良かった。


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