大分県
2015年04月24日
自宅「鶏汁」
大分空港の土産店で、「鶏汁」(¥540)というものを買ってきました。製造元は豊後大野市にある成美 緒方加工場です。
ちょっと調べてみたところ、大分県の豊後大野市・竹田市・玖珠郡九重町・熊本県の小国町辺りの郷土料理のようで、昔は家で育てた鶏と野菜を使った最高のおもてなし料理だったそうです。
レトルトなので5分間温めるだけ。袋を開けるとゴボウのイイ香りがプワ〜ンとやってきます。
具は鶏肉・ゴボウ・シイタケ・長ネギとなっておりますが、シイタケは少々、長ネギは探してみても全く見当たりませんでした。商品によってムラがあるのかもしれません。甘味と塩味と酸味の効いた醤油仕立てのツユで、見た目よりも濃いめな味付け。これはご飯にも合いそうですね。親鶏と思われるやや硬めの鶏肉は旨味タップリで、レトルトにしてはナカナカ美味しく頂けます。
柚子コショウが付いていたので、後半は添えて頂いてみました。結構塩辛い柚子コショウでしたけど。
鶏汁は他に、蕎麦・釜飯風・リゾット・茶碗蒸しなどでも楽しめます。そういえば九重町から竹田市に向かう途中、「地鶏そば」という文字を何度か見掛けました。もしかしたら、あれは「鶏汁そば」のことだったのかもしれません。
[参考]大分おがたの郷土料理 鶏汁ファミリーセット
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2015年04月23日
自宅「長洲海老つゆ&長洲そうめん」
大分県宇佐市長洲地区は、古くから天日干し素麺の産地なのだそうです。その素麺を、ダツ(ナガサレと呼ばれる)や小さな赤エビ類(ザッコエビと呼ばれる)を醤油などで甘辛く煮付けた汁に浸けて食べるのだとか。宇佐神宮の参道入口にある「JAおおいた ふれあい市場 宇佐店」に、「長洲海老つゆ」(200ml¥540)というものが並んでいたので買ってきました。
もちろん素麺も一緒に買ってきました。「長洲そうめん 嘉市」(200g¥300)というもので、いずれも製造元は前日に紹介した「中華そば」と同じ、宇佐市にある大正8年創業の四井製麺工場です。
宇佐産の農畜水産加工品の中でも特に優れた商品に与えられる、「OITAカチある宇佐ブランド」にも認証されております。
大分県産の小麦・海水から作った国産の塩・長洲の地下水を使った生地を長時間熟成させ、麺状にして天日で干すのだそうです。
揖保乃糸と同じくらいの細い素麺です。1分30秒と短めに茹でてみました。ザクザク感がありながらも、モチッとしたコシもありイイ食感ですね。小麦の香りもイイ感じです。
ツユは3倍に薄めてみました。九州らしい甘めのツユで、ほんのりとしたエビの風味がイケます。素麺の残り半分は温かいツユで頂いたのですが、甘味とエビの風味が少し増して、より「らしい」味が楽しめました。
宇佐では他に、「かちえび」というものを何度か見掛けました。そのまま食べたり、ちらし寿司・焼きめし・酢の物・サラダなどの料理に使ったりするそうです。宇佐は唐揚げの町・ドジョウの町・スッポンの町でもありますが、エビの町でもあるんですね。
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2015年04月22日
自宅「四井製麺工場の中華そば」
大分県宇佐市のスーパーで、「中華そば(皿うどん)」(2食入り¥124)というインスタント麺を買ってきました。
製造元は宇佐市にある大正8年創業の四井製麺工場。スープは付いていません。販売エリアは宇佐市およびその周辺のみのようです。
袋の表には「中華そば(皿うどん)」と書かれていますが、他にちゃんぽん・ラーメン・焼きそば・冷やし中華でも美味しく頂けるんですね。
油揚げ麺に見えるかもしれませんが乾麺です。なので、「皿うどん」にする場合は油で揚げなければなりません。それはちょっと面倒なので、「和風ラーメン」を作ってみました。
細麺ながらもザクザクとしたイイ食感があります。意外にといったら失礼ですが、小麦が香る上品な味わいで結構イケるんですね。袋には二人前と書かれていますが、計115gしかないので2食分使っても良かったかもしれません。
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2015年04月21日
自宅「ホンコンやきそば」
大分県のスーパーで、エスビー食品の「ホンコンやきそば」(5袋入り¥199)を買ってきました。前に北海道で買ってきたのを紹介したことがあるんですけどね。昭和39年生まれのインスタント焼きそばで、現在は北海道・宮城県(主に仙台)・大分県のみの販売となっています。
大分県の場合は一部地域のみでの販売という情報もありましたが、今回の旅で実際に確認したところでは県のほぼ全域で見られました。
ちなみにどの辺が「ホンコン」なのかというと、こういうことなんですね。
袋の中には初めからソースの味がついてる油揚げ麺と、ふりかけ(ゴマ・青のり)が入っております。チキンラーメンはそのまま食べると塩辛いですが、コチラはそのままでもポリポリ美味しく頂けます。
お好みで野菜・肉・貝類・エビ・カニ等をバターか油で軽く炒めて添えると、一層おいしく召し上がれるそうです。5袋¥199のインスタント焼きそばに、カニを入れる人はナカナカいないとは思いますが。
まずは具無しで作ってみました。いかにも油揚げ麺といった、チープな味と食感がイイですね。程良いソース感で、「ホンコンやきそば」独特の風味と酸味と少し甘味があります。今の若い人には受け入れられないかもしれませんが、おじさんには懐かしさを感じさせる旨さがあります。
今度は別に炒めた豚肉・キャベツ・ニンジン・玉ネギを、最後に混ぜ合わせてみました。ソースの味が薄くなるので、具には少し塩で味を付けてあります。ちゃんと具を入れても、チープ感もジャンク感も損なわれないところがスバラシイですね。
[参考]北海道・仙台・大分で愛され続けるソウルフード!ホンコンやきそば S&B 10食入
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2015年04月20日
杵築「きつきサンド」
杵築市中心部まで戻ってきました。杵築城は前に来たときに入ったので今回はパス。
北台武家屋敷通りにある大原邸を見学してきました。派手さはありませんが、身分の高い家老の屋敷だけあって随分と立派なものでした。
杵築の城下町は南北が高台になっていて、そこに武士が住み、その谷間に商人が住んでいました。サンドイッチ型城下町と呼ばれ、日本唯一のものとなっております。
ということで平成21年に生まれたのが、地産地消タイプのまちおこし系「きつきサンド」。ちょっと無理矢理感があるような気がしないでもないですが、頂いてみようと思います。(杵築ど〜んと丼の記事はコチラ)
クルマを少し走らせたところにある、「紙ふうせん」という喫茶店に入ってみました。
コチラで頂ける「きつきサンド」は「ハモのホットサンド」です。ハーフセットでお願いしました。今回の旅で中津のハモを頂きましたが、この辺りもハモエリアなんですね。前回紹介した「きつき漁菜館」にも、ハモ天定食・ハモ重・ハモカツ丼・ハモしゃぶなどがありました。
フチはサクッと中央はフワッと仕上げ。中には焼いたハモ・大葉・チーズ・ケチャップが入っております。メニューには「ハモしそ又はハモチーズ」と書いてありましたが、なぜか両方入ってるんですね。嬉しいです。
ハモの味がチーズなどに負けてしまうのではないかとも思いましたが、ハモがゴロゴロ入っていることもあり、しっかりとした存在感があります。これはイケますね。ハモが安く手に入るそうで、このくらい使っても大丈夫なのだそうです。ご主人がわざわざ、そんなことを教えてくれました。(笑)
旅の最後に喫茶店で飲むコーヒーも格別ですね。酸味の効いた、やや濃いめのコーヒーでした。
レンタカーを返却し、大分空港へ。今回はANAのマイルを使ったのですが、帰りはソラシドエアの共同運航便でした。何だかちょっと損した気分です。羽田ではタラップで降りてバス移動でしたし………。
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