居酒屋・酒のアテ系

2023年11月13日

いわき市「サンマのポーポー焼き」他

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浪江町から国道6号を60kmほど南下し、福島県浜通りの南端となるいわき市に到着しました。少し渋滞に巻き込まれて疲れたので、ホテルへ行きしばらく部屋で休憩することに。

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1時間ほどしてから「海鮮炉端 魚正」というお店に行きました。いわき駅から700mほどのところにあります。

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今回の旅も残すところあと2日ですね。まずは焼酎のロック(麦439円)でお疲れさまでした……と。この日のお通し(385円)は、しめサバ・ネギトロ・アサリの酒蒸しといった内容です。

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いわきまで来たのなら、やはり「メヒカリの唐揚げ」(659円)は外せないでしょう。リピートネタであり、かつ宮崎県延岡市や静岡県沼津市のネタとしても紹介済みですけどね。いわきのメヒカリ潮目の海で獲れるため、脂がのってビタミンやカルシウムが多く含まれている(※)のだそうです。

※おさかな料理ミュージアムの展示パネルより引用。

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体長12〜13cmほどの立派なメヒカリに、レモン・ネギ・大根おろし・パセリが添えられております。これをポン酢またはレモンでいただきます。揚げ立てということもあって、頭はサクサクで身はふっくら。優しい甘味と、メヒカリ独特のイイ味わいがしっかりと感じられます。

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まだお通しとメヒカリ1尾しか食べていませんが、焼酎のロック(芋439円)を追加しました。

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今回のお目当ては「サンマのポーポー焼き」(659円)という、漁師料理をルーツとするいわき市辺りの郷土料理です。ポーポーって何のことだろうと思っていたら、炭火の炎のことだったんですね。

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直径6×高さ1.8cmほどの大きさで、レモン・キャベツ・パセリ・マヨが添えられております。味噌などで味付けされているのでこのままでも充分といえるのですが、「醤油でもポン酢でもマヨネーズでも美味しいですよ」とのことなので、それぞれ試しながらいただきました。

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細かく叩いたサンマにネギが少し入っていて、千葉県房総半島の「さんが焼き」によく似ています。こんがり焼き上がっていて香ばしく、サンマの旨味がギュッと詰まったような味わい。想像していた以上に美味しくいただけますね。店員さんの仰るとおり何をつけてもイケますが、個人的にはポン酢がお気に入りです。

[参考]サンマのポーポー焼き 2個入×4 送料無料 クール便

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メニューに名物!と書かれている、「大海老の串揚げ」(308円)も頼んでみました。タルタルソースとイクラが掛かっていて、パセリが添えられております。体長20cmほどではありますが、このお値段だったら充分「大海老」といえますね。香ばしく揚がっていてパリパリサクサクとイイ食感。頭から尻尾まで美味しくいただくことができました。〆て2,888円。地域限定クーポンを2,500円分使ったので、支払いは388円となりました。ごちそうさまです。残り500円分のクーポンは、翌日お土産を購入したときに使いました。

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この日の宿は「ホテルセレクトイン いわき駅前」です。全国旅行支援を利用してシングルが1泊3,000円。さらに地域限定クーポンが3,000円分貰えたので、実質無料となりました。ただ、提携駐車場代が800円となっております。

↓こちらで予約しました。
ホテルセレクトイン いわき駅前

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2023年10月25日

宮古「真だらの刺身&どんこのたたき」他

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前にも書いたとおり、ここ宮古はかつて真ダラの水揚げ量6年連続日本一を記録したところです。近年は不漁が続いていますが、それでも岩手県内の水揚げ量の約9割を占めているそうです。

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そんなわけで、足が速いといわれる真ダラの刺身が、宮古のスーパーではフツーに並んでいたりするんです。前日に真ダラのヅケをいただきましたが、はるばる宮古まで来たので刺身もいただいていきましょう。

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……といっても、今回はケチって外食しませんけどね。宮古駅から約1.5kmのところにある「いわて生協 ベルフ西町」へ行き、自分用土産と一緒に購入。残っていた地域限定クーポンを、ここで全て使い切りました。

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空はまだ明るいのですが、ホテルに戻ってしばらく部屋でダラダラ過ごすことに。16日目になって、やっと旅の疲れが出てきたというのもあるんですよね。刺身は20時頃、酒のアテとしていただきました。

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「真だらの刺身」(321円)だけというのも何なので、「どんこの刺身」(321円)も買ってきました。

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「どんこ刺身用」と印字されていますが、前日に居酒屋でいただいたものと同じく肝を和えた”たたき”なんですね。

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まずは「真だらの刺身」から。ミョウガと大葉が添えられております。醤油は付いていなかったので持参したものを使いました。足が速いというのは水分が多いからだそうで、柔らかくとてもしっとりとしていてます。真ダラ特有の風味がジワジワとやってきますが、ほんのりといった程度で淡白な味わいなんですね。火が通ったものより好きかも……。ミョウガと大葉は共に香りが強いので、薬味としてではなく酒のアテとしてチビチビといただきました。

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「どんこのたたき」には青ネギと大葉が添えられております。真ダラと同様、柔らかくしっとりとしていて淡白であっさりとした味わい。ただちょっと違うのは、イイ具合に脂がのっているんですね。さらに肝で和えてある分、旨味や甘味が程良くプラスされています。標準和名がエゾイソアイナメという、真ダラと同じタラ目に分類される魚ではありますが、こちらの方がより一層美味しくいただくことができました。

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捌く前の姿はちょっとグロいんですけどね。見た目が悪いものほど旨いといわれることがありますが、確かにそうかもしれません。

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これだけだと夜遅くにお腹が空くかもしれないな…と思い、「にぎり寿司」(645円)も買ってきました。左上から順にマグロ・イカ・サーモン・生タコ・エビ・ツブ貝・炙りサーモン・ネギトロ・アナゴ・玉子。お値段はアレですが意外と美味しかったです。特に磯の風味がしっかりと感じられるツブ貝がイイですね。

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2023年10月16日

宮古「どんこのたたき&たらフライ(その2)」他

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スーパーで買物をしたあと一旦ホテルへ戻り、しばらく部屋でごろごろしていました。空が暗くなってきた頃、7〜8分ほど歩いて宮古駅の近くにある「笑びす」という居酒屋に入りました。

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焼酎のロック(450円)で今日もお疲れさまでした……と。この日のお通し(500円)はイクラ・ボイルホタテ・メカブでした。

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まずはホワイトボードに書かれていた「どんこのたたき」(600円)から。釜石で「どんこフライ」をいただきましたが、生のどんこ(※)も食べてみたかったんです。淡白であっさりとしていながらも、肝で和えてあるためか深味のある実にイイ味わい。先ほどいただいた真ダラと同様、クセは感じられません。

※標準和名はエゾイソアイナメ。一般的にいうアイナメはカサゴの仲間ですが、こちらはタラの仲間で主に北海道や三陸沿岸で食されることが多いようです。

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ちょっと驚いたのがこの「山田の醤油」。九州の醤油のように甘いのですが、結構ファンは多いみたいです。東日本で甘い醤油に出会ったのは、もしかしたら初めてかも……。淡白な魚に合っているような気がしました。

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お次は私の好きな「ホヤの塩辛」(450円)。好き嫌いがハッキリと分かれる「海のパイナップル」です。量は少ないですが、ホヤ自体の味も塩味も濃いので、これだけあれば充分なんですね。焼酎がついつい進んでしまう一品です。

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先ほど食べ損ねた「タラフライ」も頼んでみましょう。昨晩いただいたものと同じと思われる、共和水産の人気商品「王子のぜいたく至福のタラフライ」を使っているようですけどね。今回は「タラフライ」と「タラクリームコロッケ」が1個ずつ入った、「タラタラミックス」(600円)を頼んでみました。

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……が、間違って「タラフライ」(650円)がやってきました。私としては全然構わなかったので「これでもいいですよ」といったのですが、店主らしき人が「すみませんね!クリームコロッケはすぐに揚げますから!先にこれ召し上がっていてください!」といって去って行きました。気のせいか昨晩のものより大きく見えますね。やはり身は厚く、ふんわりふっくら。そして旨汁が少しポタッと垂れるほどジューシーに仕上がっております。もちろん衣はサックサク。う〜ん、スバラシイ。1つはソースで、もう1つはタルタルでいただきました。

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しばらくして「タラクリームコロッケ」が登場。これも共和水産の商品のようです。中に細かく刻まれたタラが入っていて、こちらもイケますね。他のお客さんにも何かしらのサービスをしていたようなので、もしかしたらサービスしたいがために、わざと間違えたのでは……なんて思ったりもするのでした。とにかくスバラシイです。

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最後にやってきたのは、深海魚の「アブラボウズ」(850円)です。30cmくらいあるでしょうか。まさかこんなデカいものが来るとは思ってもみませんでした。店のお姉さんの話によると、「今日はたまたま大きいのが入ったんですよ」とのこと。名前のとおり脂がのりまくりで、コラーゲンもたっぷりといった感じ。なんと体の約40%は脂肪分なのだとか。大根おろしは、この5倍くらいあってもいいですね。ビールに切り替えようかと思いましたが、お腹も満たされてきたのでそのまま焼酎で美味しくいただきました。

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焼酎のロックを2杯お代わりして〆て4,350円。地域限定クーポンを4,000円分使ったので、支払いは350円で済みました。いろんな意味でイイお店でしたね。ごちそうさまです。

[参考]王子のぜいたく至福のタラフライ

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2023年01月18日

木更津「なめろう その2」他

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空が暗くなってきた頃にホテルを出て、700mほど歩いたところにある「回転寿司やまと 木更津店」に行きました。

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「回転寿司やまと」は、株式会社ヤマトが千葉県を中心に11店舗展開(茨城県1店舗・東京都2店舗)するチェーン店です。

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回転寿司ではありますが、コロナ禍のため回っている寿司はありません。全てタッチパネルで注文します。まぁ……今の回転寿司店はどこもそうですよね。

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たまには日本酒にしようかと迷いましたが、「いいちこ」のロックを頼みました。300円ってリーズナブルですよね。尤もこれは昨年5月の話で、現在は350円に値上がりしています。(他のものも全て値上がりしています)

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今や全国区ともいえる、房総半島沿岸の郷土料理「なめろう」。420円というお値段の割りにはボリュームがありますね。細かく叩かれたアジに、イカ・大葉・ショウガなどが入っています。とてもネットリとしていて、少量を摘まんでも旨味はたっぷり。味噌などで味付けされているので、このままで充分美味しくいただけます。後半は「酢なめろう」にしよう……と思っていたのですが、酢が見当たりませんね。仕方がないので、醤油をほんの少し垂らして味変をしました。

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最初の寿司は、人気No.1だという「地魚3貫」(470円)にしてみました。この日はヒラメ・マトウダイ・キンメダイ。シャリには赤酢が使われています。マトウダイは淡白ながらも、ジワジワとやってくる甘味がたまりません。キンメは更に甘味と旨味がしっかりしています。頼んで良かった……。職人さんがちゃんと握ってくれるのも嬉しいですね。

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お次は「青魚3貫」(360円)。イワシ・アジ・締めサバといった内容です。身の締まりは弱めですが、やっぱりアジが旨いですね。締めサバは脂がのっていますが、私にはちょっと酢が強めでした。ちなみにタッチパネルでは、ワサビの有無・ショウガとネギの有無・シャリのサイズ(普通・少・極小)の指定ができます。

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最後に「活貝3貫」(640円)を頼みました。この日は活トリ貝・活ホッキ貝・活タイラ貝です。独特な風味がしっかりとした、生のホッキがお気に入り。高級なトリ貝は取っておいて、最後にじっくりと味わいました。う〜ん、満足。「いいちこ」のロックをお代わりして、〆て2,490円。地域限定クーポンを2,000円分使ったので、支払いは490円となりました。

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2022年07月15日

水戸「茨城っぽいもの」

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那珂湊おさかな市場周辺の渋滞を避けるため、那珂湊から水戸に早々と戻ってきましたが、特にやることもないので「イエローハット 水戸中央店」でクルマのオイル交換をしてきました。そのあと、日本三名園のひとつに数えられる偕楽園へ。

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……といっても、有料(※)の偕楽園本園ではなく、無料の偕楽園公園の方ですけどね。

※令和元年より茨城県民以外は有料となりました。

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ホテルに一旦戻り、歩いて7分ほどのところにある「もんどころ 水戸駅南店」という居酒屋に行きました。「もんどころ」は水戸市に本社を置くホリイフードサービスが、茨城県に現在5店舗展開する居酒屋チェーンです。看板には「地元茨城 地産地消のお店」と書かれています。

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意外にと言っては失礼ですが、茨城県にも乙類焼酎の蔵元がいくつもあるんですね。

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というわけで、常陸太田市にある剛烈酒造の麦焼酎「黒麹 龍の子」(530円)のロックを頼んでみました。この日のお通し(440円)は、鶏肉と大根の煮物とポテサラです。

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ホントは「アンコウ鍋」をいただくつもりだったのですが、注文は2人前からなんですね。まぁ……ほとんどの店はそうなんですけど。

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気を取り直し、まずは「奥久慈大子 湯葉刺し」(660円)から。大子町にある「ゆばの里」というお店で作られたもので、茨城県産の大豆(タチナガハ)が使われているそうです。トロトロタイプではなく、どちらかというと歯応えのあるタイプ。湯葉ならではの風味と上品な甘味がジワジワとやってきます。ひたちなか市にある、黒澤醤油店の醤蔵(ひしおぐら)という再仕込み醤油が付いてくるのもイイですね。

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「梅納豆のレンコンはさみ揚げ」(520円)がやってきたときに、筑西市にある来福酒造の芋焼酎「来福」(590円)を追加しました。2枚のレンコンの間に、梅・納豆・すり潰した豆腐・大葉が挟んであります。サクサクとした衣はパリッとした部分もあり、レンコンのサクサク感と相まって楽しい食感。納豆は量が少なく火が通っていることもあって、思ったよりも主張は弱めですが、芳ばしくて美味しくいただけます。梅と納豆は水戸、レンコンは霞ヶ浦。茨城っぽさが感じられるオリジナル料理ですね。

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「アンコウ鍋」が食べられなかったので、「アンコウの唐揚げ」(720円)を頼んでみました。衣はサクッとやや硬めで、ちょっぴりスパイシー。中はフワッとしていて、フグの唐揚げを思わせる旨さがありました。他にも「生しらす」(620円)や「霞ヶ浦産 白魚の和風ピザ」(760円)や「ワカサギの磯辺天ぷら」(660円)など、気になるものがいくつかありましたが、これにてお会計。〆て3,460円でした。

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地域応援クーポン券を3,000円分使ったので、支払いは460円となりました。残りの1,000円分は翌日使う予定です。……というか、地域ブロック割のクーポン券の有効期限は、茨城県に限らずチェックアウト日となっているので翌日使わなければならないんですよね。

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